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[2023.10.03] 株式会社群馬プロバスケットコミッション 2023年 6月期決算報告

9月28日に行われました定時株主総会において、株式会社群馬プロバスケットボールコミッション(群馬クレインサンダーズ運営会社)の決算報告をいたしましたので、以下の通りご報告をさせていただきます。
 

決算概状


・経営成績 (単位:千円)
  2021-22 2022-23 前年比
売上高 956,443 1,590,582 166.3%
営業利益 -58,076 165,059 黒転
経常利益 -40,458 159,905 黒転
当期純利益 -40,780 85,126 黒転

・売上高の内訳 (単位:千円)
  2021-22 2022-23 前年比
  金額 構成比 金額 構成比
スポンサー収入 668,085 69.9% 1,120,990 70.5% 167.8%
入場料収入 117,721 12.3% 242,926 15.3% 206.4%
物販収入 32,918 3.4% 63,361 4.0% 192.5%
ファンクラブ収入 41,256 4.3% 62,154 3.9% 150.7%
ユース・スクール関連収入 20,501 2.1% 24,890 1.6% 121.4%
配分金・賞金 55,486 5.8% 53,682 3.4% 96.7%
その他収入 20,478 2.1% 22,578 1.4% 110.3%
合計 956,443 100% 1,590,582 100% 166.3%


事業の状況


2022-23シーズンにおきましては、日本でのFIBAワールドカップ2023開催が目前に迫る中、B.LEAGUEへの関心がさらに高まり、バスケットボールはプロスポーツビジネスとして高い注目を集め続けておりました。

当社としては、2023年4月15日にOPEN HOUSE ARENA OTAのオープニングゲームを大盛況で行うことができ、新アリーナにおいて最終戦までの6試合の興行において累計31,656人(1試合平均:5,275人)のお客様に足を運んでいただくことができました。地域経済への貢献とともに新アリーナの興行開始は、Bリーグがバスケットボールの発展のために掲げる新しいリーグ構想、新B1「B.LEAGUE PREMIER」基準の審査に向けて大きな前進となりました。
本年度は前年に人件費、興行における演出費用などは増加いたしましたが、売上高においては過去最高となっております。内容としては各収入が増加を果たしたことにより、営業利益以下の各段階利益においても黒字転換いたしました。

球団のシーズン成績においては、新たに就任した水野ヘッドコーチの指揮のもと、29勝31敗(勝率0.483)と前シーズン(25勝30敗)よりもシーズン戦績を向上させることができました。

2023-24シーズンは、目標である「チャンピオンシップ出場」を達成するための選手補強とさらなる地域連携を実施し、日本一を目指し、着実な運営の準備を進めております。そして、新B1「B.LEAGUE PREMIER」の審査基準をクリアすると同時に、クラブとしては「平均入場者数4,500名」「売上高18億円」を目標として掲げ、「BE BOLD」をスローガンとし、全社一丸となって取り組んでまいります。目標達成のためには、引き続きファンの皆様のおひとりおひとりのご来場やお声がけによる観戦のお誘いの積み重ねが必要不可欠です。2023-24シーズンも、群馬クレインサンダーズへの熱い応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。