[2022.05.11] 国連「スポーツ気候行動枠組み」新基準に署名
この度、群馬クレインサンダーズは、SDGsの中でも最重要項目とされる気候変動問題に対し、国連スポーツ気候行動枠組みの新基準に署名し、2050年カーボンニュートラル(CO2排出量正味ゼロ)を目指す世界的キャンペーンRace to Zero(ゼロへのレース)※1へ参加したことをご報告いたします
「スポーツ気候行動枠組み」はUNFCCC(国連気候変動枠組条約)とIOC(国際オリンピック委員会)が連携してリードし、世界的に著名なスポーツ団体が一丸となって気候変動問題に対処する機構です。FIBA(世界バスケットボール連盟)やFIFA(世界サッカー連盟)、各国オリンピック委員会やパリ2024組織委員会を始め、NBAのゴールデンステートウォリアーズ、MLBのニューヨークヤンキース等も、5つの原則※2にコミットし、署名しています。
群馬クレインサンダーズは、昨シーズンから始動した社会的責任活動「CRANE THUNDERS ONGAESHI」の活動の一環として、昨年9月に署名していましたが、昨年11月のCOP26にて新たに発表された2つの新基準にも5月6日付けで署名しました。High-Ambition Track(高い目標を目指すトラック)への署名は国内プロスポーツクラブとしては3番目となり、すでに参画している70以上の世界のスポーツ団体とともに、今後、ファンへの啓発活動も継続しながら、2030年の排出量50%削減、2040年の排出量正味ゼロを目指します。
このHigh-Ambition Trackへの参画により、群馬クレインサンダーズは同時に、「Race to Zero(ゼロへのレース)」にも参加することになります。Race to Zeroキャンペーンには、各産業界、各国の公式パートナーを通して参画することが可能で、群馬クレインサンダーズは「スポーツ気候変動枠組み」を通して参加することを選択しました。今後また新たなステージで、グローバルスポーツ界と連帯し、「スポーツの力」を活用してファンや地域とともにこの最重要課題に挑みます。
【群馬クレインサンダーズ 代表取締役社長 阿久澤毅コメント】
群馬クレインサンダーズは、今シーズンから始動した社会的責任活動「CRANE THUNDERS ONGAESHI」を通して、ファンとパートナー企業、地域社会と協働し、SDGsの達成に尽力しています。とくに気候変動問題はグローバルで取り組むべき喫緊の課題と認識しており、今回の新基準への署名を通して、課題解決に向けた取り組みを続けることに改めてコミットします。
リーグクラブの一員として、スポーツの力を最大限に活用して気候変動問題に取り組むことで、地球への恩返しとしての持続可能な社会の実現を目指します。
国連スポーツ気候行動枠組みについて
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/32129/
※1:Race to Zeroについて
https://japanclimate.org/race-to-zero-circle/
※2:国連スポーツ気候行動枠組み5つの原則について
https://www.unic.or.jp/files/c6509b8eadff5384180a1fd439669a4b.pdf