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スターティング5

■群馬クレインサンダーズ
#0 藤井 祐眞
#3 マイケル・パーカー
#4 トレイ・ジョーンズ
#9 辻 直人
#25 ケーレブ・ターズースキー

■三遠ネオフェニックス
#1 ヤンテ・メイテン
#10 吉井 裕鷹
#23 デイビッド・ダジンスキー
#24 佐々木 隆成
#33 柏木 真介

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主なスタッツ

#0 藤井祐眞 22得点 3P(4/12) 4リバウンド 9アシスト 3スティール
#1 コー・フリッピン 4リバウンド
#3 マイケル・パーカー 6得点 3リバウンド 2アシスト 2ブロックショット
#4 トレイ・ジョーンズ 12得点 3P(3/5) 6リバウンド 8アシスト 2スティール 2ブロックショット
#8 八村阿蓮 6得点
#9 辻直人 8得点
#25 ケーレブ・ターズースキー 10得点 3リバウンド
#29 細川一輝 8得点 3P(2/3)
#32 ヨハネス・ティーマン 10得点 5リバウンド 2アシスト

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カイル・ミリング ヘッドコーチ

ヘッドコーチ

カイル・ミリング

今日は絶対に昨日よりも良いスタートを切らなければいけないと思っていましたし、第1クォーターは本当に昨日より良くできたと思っています。ただ、第2クォーターで三遠さんのやりたい形で、向こうのリズムでやらせてしまった結果、これだけの点差がついてしまいました。
それでも第3、4クォーターでは、自分たちの本来やるべきところ、戦う姿勢というのはしっかり見せられたと思っています。結果としては、こういった形で終わってしまいましたが、自分たちのやるべきことをやることができたのはよかったと思っています。
三遠さんとは今までも対戦してきましたが、特に今週末の試合でどうして三遠さんがいいチームなのかということを自分たちに見せてきたと思っています。自分たちにとってはこういった形での敗戦になりましたが、この先三遠さんがチャンピオンシップ(CS)で、もっと先に結果が残せるように群馬から祈ってます。

(第3クオーター15-0のラン(連続得点)を作るなどいいプレーだったがハーフタイムでの指示は)
自分たちらしく、自分たちのバスケットボールをしてほしいという話を選手たちにはしていました。あれだけの点差が離れてしまいましたが、選手は諦めていなかったですし、追いつけると思っていました。なので自分たちの本来やるべきことをやろうという話をハーフタイムにしました。

(試合後ロッカールームではどんな話を)
もちろんこういった終り方は嬉しいことではないですが、選手たちには自分たちがやってきたことを誇りに思ってほしいという話をしました。こういう形で終わりはしましたが、選手同士の関係性だったり、チームの一つになる感じはかけがえのないものですし、それは自分たちが掴み取ったものだと思っています。だから、この今のメンバーでやれていること、今のメンバーのこの瞬間は絶対に忘れないだろうし、それがこの先のバスケットボールでも生きてくると思う、という話をしました。

(群馬での初年度、シーズン通しての評価は)
シーズン最後の試合はどのチームもこういった形になってしまい悔しい結果ですが、その中でサンダーズとしてはB1での最多勝率を上げたり、CSに進出したり、群馬のバスケットボールの基盤になるいい歴史を作ることができたと思っています。この結果をもってこれからの群馬のバスケットボールの成長、またCSで戦い、生き残れるようなチームになる基盤というのはできたかなと思うので、その歴史を作るチームの一人になれたことは嬉しく思っています。

(群馬の歴史の中で素晴らしい一歩を成し遂げたが、チームに落とし込んだカルチャーは)
一つ挙げるのはとても難しいのですが、今シーズン始めからバスケットボールの部分で去年までの群馬と違う形でやってきましたが、それよりもチームのカルチャー、文化を作り上げることが一番大事だという話を選手にしていました。
選手同士が信頼し合い、選手とコーチが信頼しあい、選手とスタッフが信頼しあいという、それぞれの信頼の中で、1つのチーム、1つの文化の中で戦っていく、働いていくということがとても大事だという話をしていたので、それを選手達もスタッフも全員がやってくれたと思っていて、そこが1番の良かったところだと思っています。

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辻直人 選手

SG

辻 直人

ほんと悔しいっすね。本当に悔しい結果に終わりましたが、本当にいつまでたってもこの初戦で負けるというのは悔しいですし、早くファイナルの舞台に立って優勝したいなという思いで今はいます。

(昨日ミリングHCが言及した細かいミスが今日もあった?)
それができなかったからCS出場権というのもなかなか取り切れずに、勝ち切れなかった試合というのはそういうところが出ていたと思いますし、それを象徴したのが今日の勝負どころの第3クォーターとか、第4クォーターで追い上げる時に節々に出てくるというのが自分たちに足りないところなのかなというのは思うので、それはこのチームにとって次のステップに本当に必要なことだと思っいて、本当にこれは忘れてはいけないものだと思います。

(今季チームは良くなってきているとのことだが、自分個人の課題は)
ボールをもらえない時に何ができるかとか、スペーシングを取っている時に、もう少しボールに絡みに行けたんじゃないかとか思うところはたくさんあるんですけど、本当に短期決戦で、今日もトレイもシュートタッチが良かったですし、祐眞も本当に良かったと思うので、その二人が乗っている時は、「自分が(決める)」というよりかは、自分がスペースを取って、自分はスクリーンをかけて、その二人にどう気持ち良くさせるかというところに今日の試合は思っていました。
ただ、レギュラーシーズン終盤戦なんかはその二人が止められたりとか、調子が良くなかった時には自分の出番かなというところで効果的にオフェンスができたと思うんで、その辺のバランスというのはもう少し必要というか、もう少し武器になるような動きの連動とか、そういうチーム力というところは課題かなと思います。
それは僕一人ではなくて、もっと祐眞とか、トレイとかとコミュニケーションを取って、その連携が取れれば、もう少し二人のタフショットというのが減ってきて、他にも得点を取れる選手が揃っていると思うので、そういったところで戦えるのが今日の三遠さんのようなチームだと思うんですよね。やっぱり嫌なところで吉井選手が3P決めたりとか、ダジンスキー選手が決めたりだとか、要所ではもう佐々木選手が全体的に決めてきたりという、ああいうバランスを取れたチームというのは本当に止めにくいですし、本当に強いチームの証拠だと思うので、自分達の目指すところはそういうところなのかなと思います。

(今シーズンの評価は)
個人的には、今までのキャリアよりも1段高いぐらいの確率でスリーポイントが決められたというのは、結果としては残りましたけれども、まだ何か充実した60試合、レギュラーシーズンを終われたかというとそうではなくて、やはり何かしら痛めたりとか、悔しい苦しい時間というのを過ごしてしまったなとは思うんですけど、でもチームとして見た時には、キャプテンを任せられて、自分にできるキャプテンというか、リーダーシップというか、そういうところを模索しながら、またこのチームにどういうアプローチの仕方がいいのかとか、いろいろ考えながら過ごしたシーズンであったんですけれども、まだまだリーダーシップというところでは課題を残しつつも、もう少し締めるところを締めた方が良かったなとか、今思えばやっぱりあるのはあるんですけれども、でもチームとしては本当に振り返ってみればいいチームになったなと思いますし、自己犠牲を持ったマインドになった選手が多くなって、本当の一つになったチームかなと思います。
今の率直な感想は、優勝したいです。

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藤井祐眞選手

PG/SG

藤井 祐眞

悔しいです。本当に少しの差だったと思いますし、大敗っていう試合じゃなくて、本当に接戦で特に昨日なんかどっちに転ぶかわからないような展開でしたし、今日も前半のあの展開から、後半自分たちのやるべきことをやって、あそこまで戻すことが出来ましたし、ああいう展開でも後半に追いつくことができたというのは、本当にこの1年やってきたおかげかなという風に思いますし、本当に勝ちたかったですけど、勝てなくはないというか分からなかったですし、難しい試合でしたけど、ただただ悔しいです。
優勝とかセミファイナルというステージに行きたかったなという思いが本当に強いので、本当に悔しかったんですけど、いいチームだなと思います。僕ら勝った後に、カイルヘッドコーチが「群馬一丸」て言うんですけど、本当に最後一つになれてたなって感じましたし、本当に悔しかったけど楽しかったというか、本当にCSに出たので優勝するチャンスはもらえていましたし、そこのステージには行けたので、あとクォーターファイナル、セミファイナルと勝たなきゃいけないけど、まだそこまでは行けいけなかったので、また優勝を目指してがんばりたいなと思います。

(今季三遠と5回対戦しすべて接戦で敗戦。勝敗を分けたものは)
天皇杯の時は、勝負所のリバウンドを取られてやられましたし、レギュラーシーズンもリバウンドを取られて、なのでリバウンドを意識してこの2試合を戦えてたと思うんですけど、やっぱり平均90点近く取るチーム相手に、昨日80点代に抑えられて、今日はちょっと取られてしまって負けてしまったので、僕たちのディフェンスは80点代に抑えるそういうディフェンスだと思うので、それが出来れば僕らも80点近く点をとったので、あと1点2点、ちょっとの何か、昨日フリースローを外したり、スイッチミスであったりアンダーしたり、そういうこっちのミスを三遠さんは上手くついてきたなって印象があります。そういう細かいところが1点2点につながったんじゃないのかなって感じています。

(この2試合自分たちのやるべきことを出せたか)
出せた部分もありましたし、今日の前半みたいに出せていない部分もありましたけど、それはやっぱ40分間の中でいろんな展開があって、今日の前半はその流れを切れなかった、悪い時間が長引いてしまったという感じですし、良くなかったですけど、毎回全部がパーフェクトな試合なんてなかなか出せませんし、ただ今日の後半とか昨日の要所要所みたいに僕たちのしたいことは出せたと思っています。

(群馬加入1年目で、クラブとしては初めてのCS出場になりました)
CSに出ることが群馬としては初めてだと思うんですけど、宇都宮に勝った時に決まって、その時泣いてるファンの方がたくさんいて歴史を感じましたけど、このチームの目標は優勝だったので、その優勝に届かなかったので、悔しいです。

(今シーズンの収穫と来シーズンへの課題は)
今シーズンすごくディフェンスで良い部分を出せたと思うんです。ただ、やっぱり勝った試合は相手の得点を抑えて勝った試合が多くて、逆に負けている試合はそれを崩されて負けたりしたので、ハーフコートでのディフェンスに仕向けることが出来れば、いい自信を持って出来てると思うんです。
逆に今日の三遠さんみたいに速いペースでやられると、ちょっと崩れてしまうっていう部分もあったので、そのトランジションディフェンスのところ、昨日もちょっとターンオーバーが多かったですし、いいシュートを作れずタフなシュートを打ってしまって、そのリバウンドだったりターンオーバーから走られるっていうそのオフェンスの終わり方、その部分は改善していけばもっともっと良くなるんじゃないかなと思っています。
収穫は、本当に逆にそれが出来ている時は本当にすごくいいチーム、今シーズンあまり速いペースではなかったので、ゆっくりしたペースの中でしっかり作っていいシュートを打って、ハーフコートのディフェンスをしっかり守って、それが出来てる時は本当に強い。それが出来てる時が一番群馬は一つになってるなって、僕は今年から入りましたけど、そのディフェンスの部分は大きく変わったんじゃないのかなと思っています。

(辻選手のキャプテン像はどう見ていた)
しっかり周り見てますし、コミュニケーションとってくれたりだとか、本当によくキャプテンとしてしっかりやってくれたというか、引っ張ってくれたなっていう風に感じますし、本当に周りも助け合いながらやって、本当に凄く良いチームだなと思いました。

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